子供がキッズケータイを持っていたとしても、誘拐犯なら取り上げて捨ててしまうだろう。誘拐犯に見つからない方法で子供の居場所を教えるには、小型で目立たないことが必要だ。これに適するものとして、現状ではBluetoothを使った紛失防止タグがあるが、究極にはLPWAだろうと思う。
Bluetoothタグだと確率的にしか探せないが、LPWAなら電波は確実に届くし、こちらから起動して操作することも可能だ。普段はGPSをオフにしておいて、非常時に遠隔でオンにすることができれば、普段は電力を消耗せず、非常時には確実に見つけられる。
更には、簡易的なものであってもこちらからメッセージを送ることが可能だ。今探しています、見つけました向かっています、などが表示されるだけでも安心感は格段に違う。光らせるのではなく、電子ペーパーで地味に表示するのが良い。
形状や機能をどうするかは考えどころだ。腕時計タイプでは目立ち過ぎる。キーホルダーだと落としそうだ。できれば体か服、靴などに直接付けるものがよい。また安易に弄られない位置にあるのがよい。
これに適するのはアンクレットタイプだ。ただおしゃれのものではなく、足首に巻きつく平板のようなタイプとする。ランニング用の反射テープのようなもので腕に巻きつけるものがあるが、あれを足に適用する。
充電は週一くらいで親が行えばよい。学校にも常にしていくようにすれば、子供も次第に気にしなくなるだろう。徘徊老人などにも同じものが適用できる。基地局さえちゃんとしていれば、かなりの汎用性があるものに仕上がると思う。
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