物流が増えれば、人の外出は減り、それを目当てとする店舗は減る。人流のための交通機関も空いてくる。これはものの道理だ。今でも宅配や(食の)デリバリーは非常に便利になった。極端な話、家から一歩も出ずに生活することができるほどだ。
だが、宅配やデリバリーが頻繁になってくることは、セキュリティ上の懸念にもなり得る。宅配業者を装った押し売りや強盗が怖い、というのは、十分に理解できる。そこで考えるのが、題記のシステムだ。
非常に簡単な話で、玄関ドアの上部に宅配対応の窓を付ける、というのがそのアイデアだ。30cm角~50cm角程度の窓で、手前に倒れるようにすればそのまま荷受台になる。もちろん内側から鍵を掛けられるし、窓の大きさも二段階(窓の中に窓がある)にする、という形態もあるだろう。
30cm角の窓は、小さめの荷物、書留、デリバリーの多くを受け入れられる。50cm角になると、殆どの荷物(50Lクラスまで)やピザを受け取れる。もちろん最初は30cm角の窓を開けて対応・確認してから50cm角の窓を改めて開ければよい。
これなら既存の家でもドアを交換するだけでできる。もし怪しい業者であったとしても、いきなり踏み込まれる事態にはならない。完全ではないにしてもそれなりにセキュリティは向上し、宅配やデリバリーを利用しやすくなること間違いない。
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