暴言承知で言うが、長年の経験と勘、なんて言うけれど、結局は天気と温度と湿度と風だけじゃないのだろうか。ちゃんと測定するのが面倒だからしていないだけ。職人技の8割はそんなものではないのか。
そんなものにAIを使うことは勿論可能だが、ある程度走らせてみて、実はごく単純な因果関係が抽出できたとしたら、今度はAIではない単純ロジックで制御してやる、あるいは従来型プログラムで置き換える、ということは可能だろう。
インプットが多ければ因果関係も複雑にはなるだろうが、そこから関係式を自動抽出するようなこともまた、可能なはずだ。
AIが安くなってきた今日ではあまりメリットがないかも知れないが、それでも横展開や量産化といった場合には有利になるはずだ。
また、そういったロジックの上で再度AIを走らせるという選択肢もある。この場合は更に最適化が進むことが期待される。この場合はAIの負荷が減らせるだろうし、現場での微調整にも使えるはずだ。AIと従来型ロジックの協調、という視点でも、面白い使い方になるのではないか。
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