2017年4月7日金曜日

極小住宅+キャンピングカー


風呂、トイレ、最低限の居室を備えた極小住宅を設置しておく。そこにビルトインガレージを作り、キャンピングカーを横付けする。キャンピングカーのドアと相対する住宅のドアを、各々スライドまたは内開きにしておき、横付けしたときの位置を揃える。隙間や断熱の不具合を解決するため、住宅のドアから延びるドッキング機構を作っておく。飛行機や宇宙船のドッキングがイメージだ。また、給排水や電力供給を住宅側から行うための接続口を用意し、停車時には繋いでおく。
こうすると、日常からキャンピングカーが使えるから、その前提で住宅側を狭く作ることができる。キャンピングカーは不動産ではないから、その分の税金を節約することができる。勿論休日には切り離して、本当にキャンプや日常の買物に使えば良い。
この逆の作りも考えられる。キッチン、シャワー、トイレ、ベッドを備えたキャンピングカーを作っておき、これとビルトインする住宅を作る。住宅側は、キャンピングカーへの給電、給水、排水を提供すると共に、大き目の部屋を用意する。ここは窓を小さく作り、建築基準法で言うところの「居室」の要件を満たさないようにする。即ち倉庫や物置の位置付けになる。これで節税する。これも普段は繋いで広く部屋を使い、週末には切り離して買い物やレジャーに行ける。
実用性と節税を兼ね備えた、新しい家の形態ではないだろうか。

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