2017年10月10日火曜日

渦巻きバネによる携帯マットレス


通常のマットレスのコイルは円柱状に展開されるが、これを山型に展開するようにすると、潰れるときは渦巻状になり、完全に潰すことができる。キャンプに使われる簡易マットにこれを使うと、持ち運びに際しては薄く、使うときは快適なマットが作れるのではないか。

キャンプ用のマットとしては、ウレタンシートがよく使われる。だが、これは嵩張るので持ち運びに適していない。これを改善し、ウレタンを使用しつつも空気を抜くと潰れるものもあるが、穴が空くと使い物にならないし、寝たときの圧力や経年劣化でてだんだんへたっていく。単に空気を入れるものもあるが、これも穴が空くと使えないし、多くはビニールなので経年劣化して穴が空きやすくなる。

これに対し、樹脂渦巻きコイルを使うこの方法なら、空気を使わずとも畳んで留める(縛る、ケースに入れるなど)して小さくできる一方、経年劣化に強い。また、ウレタンマットよりも厚さを稼ぐことができ、寝る時により快適になる。

但し、空気層があるとは言っても殆ど空隙であるため、断熱性はあまり高くないものと思われる。コイル表面に薄膜を貼るなど、空気の移動を抑える工夫が必要になるかも知れない。

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