2018年11月8日木曜日

KinetiXホイポイカプセル


https://www.media.mit.edu/projects/kinetix/overview/

折り紙のように、折り目の位置や傾きを工夫することで色々な方向に変形するボクセル構造を作っておき、それを多数連結することで、全体として見ると、一部の構造を押さえるだけで全体の構造が連動して特定の形になるような構造を作っている。

例えば、立方体の展開図のような図形の一部を押すだけで、各々の辺に相当するところが折れ曲がり、立法体が出来てしまう、といったものだ。

これを見ていてホイポイカプセルを思い出さないわけには行かないだろう。このアイデアを基に、もっと小さい単位でボクセルを作っておけば、バネの力で放り出すと特定の外形が出来てしまう、という風に作れるはずだ。

さすがに手のひらサイズのカプセルからバイクができるとは思わないが、例えばキャンプ用のテントやベッドをこれで作ることができれば、なかなか快適になるのではないか。また、このボクセルは硬い素材でなくとも、空気を入れて膨らませるようなやり方でもできるはずだ。要所に硬い板を、他は塩ビの風船にしておけば、頑丈且つ折り畳み自在なベッドができるのではないか。

携帯用でなくとも、例えばIKEAの家具に応用される、展示会ブースで使うなど、応用は広い。色々と検討してみてはどうだろうか。

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