2018年6月17日日曜日

無線ナンバープレート


今や至るところに監視カメラがあり、スマホにもカメラがついている時代だ。ナンバープレートを晒しているのは、自分が何処にいるのかを晒しているのと変わりない、と心配する向きも出てきているのではないか。

プライバシーは大事だが、ナンバープレートはなくせない。そんな時には、人間が読みにくく、機械可読であっても暗号化されている、というナンバープレートが必要になるかもしれない。例えば無線や超音波でのビーコン、QRコードやバーコードでの表示、などだ。一旦機械に入ってしまえば、その先は正しい目的かどうかで解読可否が決められるような仕掛けを入れれば、プライバシーを保つことができる。

ビッグデータの活用としてもこれは有効だ。暗号化したまま、ないしは暗号の仕掛けを駆使してプライバシーを保ったまま統計データを取ったりトレースしたりできれば、社会効率の向上に役立てられるだろう。

一方で、事故事件の目撃情報としては不利になる。このため、例えば衝撃を検知した時点で暗号化が解除になるとか、記録だけはしておいて後から追えるようにするような仕掛けが追加で必要になるかもしれない。

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