
アメリカーイラン戦争を発端としたナフサ不足、塗料不足への懸念から、カルビーがポテトチップスなどのパッケージをモノクロにすると発表した。
2026年6月第4週の売上は、物珍しさ等から前週比45%増と大きく売り上げを伸ばしたが、その後は売れ行きは一気に落ち込んだ。定量的な減少量は明らかになっていないが、平時の10%前後と見られている。そしてその後、8月より片面(表面)だけカラーに戻すという措置を行っている。
まあそれだけモノクロ化というのは商品選択の重要なファクターになっていたということなのだが、そもそもカルビーが懸念した塗料不足の懸念というのは、カラー印刷は3色(シアン,マゼンダ、イエロー)のどれか一色でも欠けると印刷ができなくなる、というカラー固有の問題だった。ちなみに、白黒については言及がなかったので、こちらは心配していなかったということになるのだろう。
今から考えると、次のようなやり方はあったのではないか、というものを披露する。
提案:
シアン、マゼンダ、イエローのうち一つが欠けても印刷できるパッケージ案、つまり➀シアン+マゼンダ➁マゼンダ+イエロー➂イエロー+シアン、だけで構成されるカラーパッケージを3種類用意し、インクの在庫に応じて各々のパッケージの生産量を調節する。同じ考え方で、2色が欠けた場合のパッケージも用意しておく。
つまり、イエローが足りなくなったら①、シアンが足りなくなったら②、マゼンダが足りなくなったら③のパッケージを多めに印刷すれば、カラーという大義名分は立てつつ生産を継続することができる、というわけだ。
この提案は、副次的な効果がある。中身が同じでもジャケットが違うアイドルのCDが売れるのと同じように、中身が同じでもパッケージ違いを買って3色揃えてくれるようなマニアは、一定量存在する。そして2色であればそこそこカラー効果は出るので、本来のベース売上としても大きくは落ち込まないだろう。
タイトルの画像は、生成AIに作らせたそのパッケージ案だ。プロならもう少しカラフルなデザインができるだろう。次があるかどうか分からないが、ぜひ検討して頂きたい。きっと私も3色買うだろう。
0 件のコメント:
コメントを投稿