2020年1月20日月曜日
インフレータブルボートテント
インフレータブルというのは、要するにバルーンのことだ。遊園地にあるような大型のインフレータブル遊具、例えば滑り台等は有名だし、ボートにもそのようなものがある。飛行機の緊急脱出用の滑り台は、脱出後そのままボートになるが、あれもインフレータブルだ。
この脱出ボートだが、これと同じようなアイデアをもって、一家に1台インフレータブルボートテント、というのを考えてみた。
サイズは大人二人子供二人に耐える程度。インフレータブルなので当然小さく折りたたまれている。これを脹らませると、ボートになる。この場合のボートとは、漕ぐためのものではなく、水に浮かぶためのものだ。想定しているのは洪水や津波である。そういった事態にこれに乗り、溺れるのを防ぐのが目的だ。
そして更にインフレータブルの柱を脹らませると屋根が立ち、雨風を凌ぐことができる。先程の飛行機の脱出滑り台には同等の機能があり、雨風を凌ぐことができるが、基本的にはこれと同じである。このボートテントがあれば、もし洪水でなくとも、普通に庭に出して膨らませればテントになる。
登山用のテントは、床はシート一枚でしか隔てられていない。地面のゴツゴツはそのまま感じるし、断熱性がないのでそのまま寝るのは無理だ。インフレータブルマットやクッションを使うのが普通である。これに対しこのテントはそれらが要らない。
洪水に備えてインフレータブルボートを買うというのはちょっと常人には行き過ぎに感じるかもしれないが、これだったらどうだろう。普段のキャンプにも使えるし、洪水・地震どちらの災害にも使えるとなれば、少しは触手が動くのではないだろうか。
2020年1月3日金曜日
地球温暖化と宇宙冷蔵庫
宇宙は真空なので、温度の伝達は伝導・対流・放射のうち放射しか効いてこない。太陽光が当たらない空間を作ってやれば、放射し続けるしかないので、物体の温度は下がる一方であり、終いには絶対零度に限りなく近づいていく。宇宙冷蔵庫のごく簡単な原理だ。
宇宙冷蔵庫を擁した巨大な人工衛星を考える。これは単純に、常に宇宙の暗い方向を向いている深いパラボラの中心に閉鎖空間を作るだけだ。パラボラの内側は鏡面加工をしておき、外側は太陽電池を貼っておく。
ここから、少しだけ空気がある成層圏にまで下ろす、長いパイプがある構造を考えてみる。人工衛星は向きを常に変えるので、パイプとの接続は難しいところがあるが、まあここはとりあえず置いておく。
宇宙冷蔵庫には、最初にごく薄い空気を入れておく。すると、そこが放射の原理で徐々に冷えていき、その空気は液体化する。するとその中の気圧は下がり、パイプの先から空気を吸い込む。その空気はまた冷えて液体になり、… ということを繰り返すと、放っておいても宇宙冷蔵庫にはどんどん液体空気が溜まっていくことになる。
二酸化炭素は-78.5℃でドライアイスになり、酸素は-183℃で液化する。窒素は-195.8℃だ。だから、宇宙冷蔵庫では最初にドライアイスができる。これを分離して恒久的保管庫に移したら、残りの液体酸素や液体窒素は別のパイプで強制的に成層圏に落としてしまう。これを繰り返すと、殆ど動力を使わずに、二酸化炭素を回収することができる。
まあ、量的な面とデブリのことを考えれば、非現実的な提案ではあるのだけれども、こんなことまで真剣に考えなければならない時代というのは本当に来るのかもしれない。
2020年1月1日水曜日
蒸れないワイヤレスイヤホン
小型のワイヤレスイヤホンがだいぶ普及してきている。まだまだ大きいものもあるが、小型のモノだと補聴器なみに存在感がなく、音楽を聴くだけでなく通知を聞くのに入れっぱなしにしておきたいくらいだ。しかし、ここには二つ問題があって、一つは外界の音が聞きにくいこと、二つ目は耳の穴が蒸れることだ。
第一の方法は、ノイズキャンセリングイヤホンの原理を使うか、片耳だけにすれば何とかなる。しかし後者は問題だ。大きな穴を開ければ音が漏れるし、ファンを仕込むにもスペースは小さすぎる。この問題をどうにか解決できないか。
そこで考えたのだが、蒸れるのが問題なのだから、湿気だけでも逃がしてやれば良いのではないか、というものだ。そこで出てきたアイデアがこれだ。
イヤホンの内部に、ゼオライトを一粒入れておく。ゼオライトは、除湿器でも使われているような吸湿素材だ。イヤホンを耳に付けている間、このゼオライトが湿気を吸ってくれる。吸い具合の調整は、ゼオライトを入れた部屋と耳穴との間の通気口の大きさで調整する。そして、充電時にはゼオライトを電熱で温めて、放湿するわけだ。電熱は必ずしも内蔵させる必要はなく、充電器側に仕掛けを入れても良い。
これ、結構いける気がする。簡単で安価で効果がありそうだ。どこかで作ってくれないだろうか。
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