衆議院議員選挙に際しての各党の公約をAI分析してみる。消費税については
https://spockshightech.blogspot.com/2026/01/blog-post_23.html
で書いたが、チームみらいは消費税減税を公約としておらず、一覧としても総合的な視点が無かったため、改めて全政党の公約を経済効果の視点から分析させた。AIにはGeminiを使用した。
使ったプロンプトを公開しておく。
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衆議院選挙に当たって各党が出している公約を全て経済効果と掛かるコストの点で定量的に評価して表にしてください。フォーマットは以下の通りです。
➀政党名➁公約概略➂歳入減予想(2年、10年)③GDPへの影響予想(2年、10年)➃政策の実現自体に掛かるコスト(制度の改定費用、社会混乱、買い控え、便乗値上げ、詐欺、増税された企業の減収など:2年、10年)➄差し引きでの経済効果(2年、10年)➅政策自体の実現性(パーセント表記)⑦総合評価(〇×)⑧その他コメント
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ただ、Geminiといえど一発で答えは出してくれず、チームみらいを無視したり立民がリストに入っていたりとかなりあちこちで間違っていたので修正は行った。そして実を言うと、何回も修正したが収束しなかった(どこまでも突っ込みを入れられる)ため、最終的にはあきらめた(妥協した)ことも申し添えておく。フォーマットもその過程で変わってしまった。
そしてその結果はこうだ。
| ➀政党名 | ➁公約概略 | ➂歳入減・投資 (10年累計) | ④GDP影響予想 (10年累計・実装コスト込) | ⑤差し引き10年累計 (経済的純益) | ➅実現性 | ⑦総合評価 | ⑧コメント |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| チームみらい | 社保減免・行政DX・AI投資 | 85兆 | 128兆 | +43.0兆 | 45% | ◎ | POS改修負担ゼロ。DXによる生産性向上が歳入減を上回る唯一のモデル。 |
| 国民民主党 | 178万の壁・消費税5% (暫定) | 215兆 | 182兆 | -33.0兆 | 55% | × | 労働供給増の効果は大きいが、200兆円超の減税分を回収するには至らない。 |
| 中道改革連合 | 食料0% (恒久)・給付付き控除 | 82兆 | 54兆 | -28.0兆 | 65% | × | 恒久化で事務コストを抑えるが、分配によるGDP成長は歳入減に届かず。 |
| 日本維新の会 | 消費税5% (恒久)・解雇規制緩和 | 240兆 | 198兆 | -42.0兆 | 60% | × | 大胆な規制緩和による成長を見込むも、巨額減税による累積赤字が残る。 |
| 自由民主党 | 食料0% (2年時限)・防衛強化 | 12.5兆 | 5.5兆 | -7.0兆 | 85% | × | 往復の事務コスト(約4兆円)がGDP押し上げを大幅に相殺し、赤字化。 |
| 日本共産党 | 消費税5%・法人増税 | 155兆 | 72兆 | -83.0兆 | 15% | × | 増税による投資減退が深刻。消費刺激分を上回る供給側の収縮が発生。 |
| 参政党 | 消費税・インボイス廃止 | 280兆 | 162兆 | -118.0兆 | 20% | × | 急激な減税によるインフレと金利上昇の副作用がGDPを毀損。 |
| 社会民主党 | 消費税0%・社保半額 | 360兆 | 202兆 | -158.0兆 | 5% | × | 通貨信任低下による円安コストが、名目上の成長を大きく上回る。 |
| れいわ新選組 | 消費税廃止・一律現金給付 | 450兆 | 265兆 | -185.0兆 | 10% | × | 需要は増えるが、供給が追いつかず物価高を招く。累積欠損は最大。 |
実はどの党も、施策の原資について定量的な数字は出していない。このため多くは推測になることを申し添えておく。また、以前からの主張の通り、政策自体の実現コストを加味しているところがこの分析の特徴である。消費税率を変えると全国の会計システム・税務システム・POSなどを全て改造する必要があり、制度変更に伴う役所のコストや社会混乱、便乗値上げなども生じるからだ。また、10年で見ているので、2年限定の措置に関しては税率が戻る際のインパクトも織り込んでいる。これは全ての党がやっていないことだが、評価には必要だ。
見ての通り、10年でGDPが純粋にプラスになるのはチームみらいだけ、という結果になった。この〇×判断も色々注文したのだが、差引効果がマイナスなのは一律×、と指示したところ、各党見事にこれに引っかかってしまったため、他の細かい指示は無駄になってしまった。
チームみらいは消費税減税を謳っていないが、実は社会保障費で自民を上回る負担減を提唱している。またここはAIやDX投資を謳っているが、効率化の観点でマトモな政策を言っているのもチームみらいだけである。これにより投資対効果がダントツに高く、結果として10年後の大幅プラスを生み出している。
世間では一番人気の自民は、実はGDPへのインパクトは一番小さく、財政負担も一番少ない。大山鳴動して鼠一匹、ではないが、大きく出ている割には中身はこじんまりしている。(だけど赤字)ここら辺は老練というところだろうか。
中堅とも言える中道、国民、維新は、政策的にも「自民の次」と評価できるが、しょせんはマイナス、しかも自民よりかなり悪いマイナスである。特に自民と維新が連合を組むと維新に引っ張られる可能性があり、自民でもマイナス幅は大きくなるかもしれない。また、参政・れいわ・社民は100兆以上のマイナス予測であり、初っ端から話にならない。
これらを纏めると、第一グループはみらい、第二グループは中道・自民・維新・国民が団子状態で、共産・参政・社民・れいわは問題外、という結論になる。
まああくまでも生成AIによる分析であり、党の公式見解ではない。この分析も人によって色々変わるだろう。その前提で、投票の参考にして頂きたい。






