2020年4月19日日曜日

ロボット医者


新型コロナ盛りの今、呼吸器系の病気の診断は問題になっている。曰く、喉を見られない。インフルの検査ができない。では遠隔医療をできるかと言えば、これも難しい。それを解決しようというのが、ロボット医者だ。この仕組みを考えよう。

ロボットが乗った自動運転車を用意する。イメージとしては、ハイエース等のボックスカーになる。この中には、ロボットの洗浄殺菌スペースがある。車の自動洗車のイメージで、ブラシと水流で洗う。患者の唾液等が乾燥してこびりつく恐れがあるため、オゾンや紫外線だけではダメで、ブラシを使った洗浄は必要である。次亜塩素酸水のような安価な殺菌剤を噴霧して使えば、排水も少なくて済むし、環境にも優しい。

ロボットは患者宅に訪問し、診察する。もちろん実際の診察は遠隔から生身の医者が行う。喉も見るし、聴診器も当てる。もし持ち合わせの薬で対処できるならそれを渡して終わりである。もしさらに詳しい検査あるいは入院が必要等となれば、その車に乗っていけば良い。当然、診察一回ごとにロボットは洗浄し、患者が車に乗ればそれも洗浄する。

これなら、患者が慣れない機材を扱う必要はないから、診察は正確になる。テレビ電話以上の効果があること疑いないし、双方が感染リスクを抑えられる。

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