2020年5月19日火曜日

再利用可能な熱殺菌防護服


新型コロナウィルスへの対応で、医療機関の防護服やマスクが足りないことが話題だ。ゴーグルは違うが、その他は使い捨てであるところがネックになっている。作っても作っても、消費の方が激しい訳だ。しかし考えてみれば、そもそも何で使い捨てなんだろう。細菌兵器用の防護服は使い捨てではない。が、ゴツくて高価だ。洗って使え、且つ安価軽量な防護服は無いものだろうか。

ここで、必ずしも洗う必要はなく、殺菌さえできれば良い、ということに注目する。最も簡単な殺菌法は、高温だ。単純な話、恒温槽に放置するだけでよい。おそらくは80℃、10分もあれば十分だろう。空気を循環させる必要はなく(むしろしないほうがよい)、ヒーターと温度管理さえあれば十分なので、恒温槽を作るのは簡単だ。水洗いや紫外線、オゾン殺菌などでは、シワの中等に届かない危険があるが、高温にするだけならその心配はない。

問題は幾つかある。①本当は何度何分が必要なのかは、検証する必要がある。②その温度時間に耐えられる安価で耐久性のある素材を探す必要がある。もちろんウィルスが透過しないものである必要がある。③穴や破れがあれば使えないから、その確認手順を確立する必要がある。

しかし逆に言えばその程度であるし、何れもそれほど困難な問題ではないと考える。今、使い捨ての防護服として使われている素材の耐熱性を調べ、不足であれば低温長時間の殺菌法を調べるか、素材を耐熱性のモノに変えてやれば、十回程度の再利用は直ぐにでも可能になるのではないか。

また、ゴーグルやマスク、患者の廃棄品(ゴミ)、シーツやカーテン等も、それで殺菌できる。そのためにもぜひ、この方法は検討して頂きたい。

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