Impossible Burgerがついに店頭販売されることになったそうだ。これは完璧に植物性のようだが、思想信条的な菜食主義者だけでなく、ヘルシー志向や環境保護(肉より野菜の方が環境負荷が小さい)志向の人に向けて考えた場合、必ずしも100%植物由来である必要はないように思う。そこにこだわるくらいなら、環境負荷を適度に低減しつつそこそこに旨く、そして安い肉の方が現実性がある。
安い肉を高級な味に見せるために、高級肉の牛脂を使う、という方法がある。これと同じく、若干の本物の肉を混ぜてやれば、高度な技術がなくとも美味しい人造肉を作れるのではないだろうか。例えば10%でも混ぜてやれば、後はおからそのものでも良いとか、そういった発想だ。
ビーガンには不評でも、これで安価になったり環境保護が進展するのであれば、それもまた良し、となってくれるはずだ。この条件で美味しく安い肉を作る技術は、日本人が得意だと思う。ぜひ研究してもらいたい。
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