2024年9月19日木曜日

教育のメタバースへの移行

 


教科書の電子化とリモート授業の更にその先には、教育の仮想空間への移行を検討すべきである。というか、一足飛びにそこに行っても良いのではないかとすら思う。

リモート授業よりも、メタバース学校の方が遥かに理想的だと思う。というのは、リモート授業だとどうしても先生と生徒の対面のみになってしまい、生徒同士のインタラクションがないのに対し、メタバースならそれが可能だからだ。横を向けば、後ろを向けば同級生がいる。休憩時間もずっとメタバース空間で一緒にいられるから、校庭を走り回って遊ぶことも、おしゃべりをすることも、ちょっかいを出しては逃げ回ることも可能だ。遥かに本物の学校に近い。

もっと言えば、文化祭も体育祭も、リモート授業ではダメだがメタバースなら可能だ。HRもクラブ活動も校外学習も擬似留学も、リモートよりメタバース上の方が体感は良く、学習効果も高いだろう。

こうなれば、重いカバンを持って通学する時間も不要だし、インフルエンザが流行っていても休校になることはないし、障害者でもある程度一緒に学習できるし、過疎地域でも離島でも問題ない。地域をまたがって学習できるから、教師の不足にもある程度対応できるだろう。座学の一部にAI教師を使うことも考えられる。こう考えるとイイコト尽くめで、欠点が見当たらないと言っても良いほどだ。

ドワンゴのN高の授業を体験してみたことがあるが、なかなか良かった。小学生に5時間マスクを着けさせるのは厳しいだろうが、今後もVRゴーグルの進化は期待できるだろうから、諦めるのは早過ぎる。コンテンツを揃えて少しづつ移行することを検討すべきだろう。

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