既存の非常食を備蓄しているが、大きくは3つ、不満がある。第一は、非常時には皿が洗えないが、それへの配慮がないものが多いこと。一方で容器を兼用するもの(カップ麺など)はかさばること。そして携帯が不便なことだ。
というわけで、こんなものを考えてみた。口の幅に合わせた35mmの幅を持つ吸口、その下に幅50mm、長さ120mm程度の保存部を持つレトルトパウチ構造である。これなら直接口に咥えて食べられるし、食べ終わったら小さく畳めるのでかさばらない。そして十分に小さいので、携帯することも苦にならない。大人でも子供でも食べやすい。
この構造なら、ゼリーやおかゆのようにそのまま食べられるものも、フリーズドライにしてお湯を注ぐものも、凍らせる前提のものも、ボイルするものも、タダの水も、スナック菓子も、好きに入れられる。小さい分、数と種類を多数取り揃えれば、飽きないし分配も楽になる。登山やキャンプの行動食にも、ランニングストックにも、子どものおやつにも、弁当代わりにも、対応できる。
従来の非常食の枠を超えて、広くラインナップを揃えて欲しい。普通のおかずも色々入れて欲しい。既に缶詰やレトルトになっている食品全てが対象になる。また、漬物や調味料など、あまり非常食の対象となっていなかったものにも目を向けて欲しい。栄養ドリンクや医薬品などでも検討してほしい。容量を少なく数を揃えるこの方式ならできるはずだ。
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