https://www.gizmodo.jp/2018/05/awa-sound-ar-shibuya.html
以前、音声で行き先をガイドするようなサービスは提案したことがあるが、似たようなものが登場したようだ。ユーザが指定した行き先への道案内というよりは、既存のコンテンツを場所に合わせて再生するようだ。
この、その土地が用意するという発想には、色々なメリットがありそうだ。音声でもMRでも良いが、その土地がアピールしたいことは観光やセールだけとは限らない。パーソナライズもできるだろう。地図サービス(Google Map)が提供する一律データと併せて使うことで相乗効果も出そうだ。
こういったものは、GPSデータと連動したコンテンツをGoogleに収めておくというものでも良いだろうし、上のニュースのように専用アプリでもよいのだが、結局は応用のアイデア勝負である。どんなアイデアが出るのだろう。
- 観光案内、ポイント(スタンプ)ラリー、セール案内、位置ゲーなどは直ぐに思い付くところだ。
- 固有の危険情報、例えば交通事故が置きやすいとかガスが溜まりやすい、夜は危険、雨の日は冠水しやすいといった情報は欲しいだろう。
- パーソナライズとして、個人の事情により案内を変えることも考えられる。イベントがあるときは交通整理や混雑、受験日には交通遅延情報や迂回路を重点的に流す、日本人は不要だが外国人には有用な情報、盲の人が歩きやすいルート、などだ。
- 気象や天候により変わる情報もそうだろう。雨の日には屋外イベントの情報を流してもしょうがないとか、風の強い日固有の迂回路などもあるだろう。昼と夜でも同様だ。
- 周りに誰がいるか、どの程度いるかによっても変わる情報はある。端的には混雑してきたときの迂回情報だ。知り合いが近くに居る、などもそうだろう。
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