電話番号に基づいたSNSを汎用化して規格化し、行政からの通知をこれに統一するアイデアについて述べる。
この目的は、郵送による通知を無くし、全てをデジタルで完結させることにある。もちろん無くすと言ってもそれは個人単位の選択であり、郵送を続けても良い。
メールではなくSNSを使う理由は、SNSは電話番号に紐づいているため、信頼度が高いためである。メールは制限なく幾らでも作り廃止できるが、電話番号は簡単には改廃できない。これは受信先の識別という意味もあるが、送信元の身元を確認するという意味も含まれている。ユーザの下には怪しいところからのSNSも来るので、正しい送信元であることを確認する必要があるのだ。
そこで、あらかじめ信頼できる送信元は自社の電話番号を登録しておいて、そこからの送信である時のみに特別なマークを表示するようにするのが良いだろう。
そのSNSには用事の概要とURLが書いてあって、更にはそのURLはユーザユニークであり、それをクリックすれば必要な手続きが開始できたり情報が読めるようになっている。URLをクリックすることは開封通知として認識される。
行政からの通知の電子化には色々な方法が考えられる。マイナポータルに統合するのは一番簡単だろうが、これにはどうしても国の指示に従わなければならず、小回りが効かない。自治体が思い立ってすぐに動けるこの方式は、所詮過渡期のものではあろうが、当面は極めて有用であろうと考える。
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