2024年10月14日月曜日

包摂Webアプリ


 以前提案した包摂タブレットに搭載するべきWebアプリは、従来型のアプリでは足りないだろうとと思っている。その機能とUIについて考えてみる。

その必須機能とは、先ず第一に、タブレットへのタッチや文字入力(ソフトウェアキーボード、手書き入力)だけでなく、音声入力や画像入力(カメラ)でも対応でき、出力も同じく音声や画像でできること、である。また、振動によって盲の人にも対応できるべきであろう。入力もタッチ(モールス符号など)や外部キーボード(盲用キーボードなど)でできるべきだ。要するに、全ての障害者に対応すべきである。

第二に必要なのは、固定したメニューを順番に選んでいくのではなく、ユーザの曖昧な要求から適切な手続きを選択する方式にすべきだ、ということだ。ちょっと分かりにくいと思うので詳細に説明すると、まず従来型のアプリでは、メニューは階層構造になっている。ハンバーガーボタンから第一のメニューを選び、そこから更に細分化していって、といったような手順で、最終的な手続きに進める。そうではなくて、トップメニューでフリーフォーマットで希望を聞くと、それに合致しそうな手続きの候補が選び出され、曖昧な場合は追加質問で絞り込む、という方向にすべきである。

従来型階層構造メニューの欠点は、各階層のどれに属するかが想像しにくい手続きがあることだ。なので階層を間違えるとまた戻らなければならず、階層が複雑であればあるほど望む手続きに辿り着くのが困難になるのだ。また階層化メニューは、健常者にはそれほど抵抗がなくとも、障害者には途端にハードルが高くなる。これも望ましくない。

だから、最終的な手続き画面のみをDB化しておいて、その手続きの属性を記述した上で、AI検索で顧客の要望を分析して導き出すのである。

この機能とUIは、包摂タブレットには必須であるが、一般的なアプリやWebサイトにおいても極めて有用であり、国や自治体に限らず多くの団体に真似してほしいものだ。

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