2018年11月25日日曜日

生鮮品通販の工夫


https://cookpad-mart.com/

クックパッドが、生鮮食品の通販に参入した。一風変わっているのが、家に配送するのではなく、近くの保管場所まで取りに行くところ。これは面白いと思った。

今でも、コンビニ受け取りができる通販はあった。しかしコンビニは冷蔵冷凍品が保管できないから、生鮮品は無理だ。クックパッドの場合は、少なくとも冷蔵品が受け取れるように見える。これは面白い。

面白いというのは、受け取る側もそうだが、その場所を提供する側の利である。生鮮品が冷蔵庫に入っているのなら、慌てて取りに行く必要はないからゆっくりできる。その「ゆっくり」に、ついでの何かを組み合わせられないか。
  • 洗濯物をコインランドリーで洗いに出し、その足で生鮮品を持って帰る。
  • 本屋や喫茶などでまったりしてから、生鮮品を持って帰る。
  • スポーツジムで一汗流してから、生鮮品を持って帰る。
  • ちょっとゲームをしてから、生鮮品を持って帰る。
  • コンビニに寄って、更に足りなかったものを買い足す。
他に、
  • 車やバイクで持ち帰りやすいような工夫をする。定型の通函とバイクへの固定冶具など。
  • 保冷品以外の通販と組み合わせる。
  • その場でちょっと加工する(屑葉を捨てる、長ネギを切る、小分けする、ラップに包んで容器を捨てるなど)。
こういったものをくっつければ、単なるついでの場所貸しではなく、積極的な活用が望めるのではないか。

何とくっつけるかには、恐らく複数の正解があるはずだ。地域特性や本人の得意など、色々工夫できる。それはオンリーワンになり得るので、ハマれば成功が持続するだろう。

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