2018年11月4日日曜日

シーリングデバイス規格


以前何回かシーリングライトのインテリジェント化について議論したことがあった。シーリングライトはどうしてもその位置に明かりをとることが前提になっているから、シーリングライト側からすればいい迷惑だろう。

シーリングライトとデバイスの両立をするために、新しい規格を作ってみてはどうかと考えてみた。それは、プラグには新デバイスを接続し、その周囲を明かりが囲む形状だ。

シーリングデバイスの直径は20cm。このデバイスにあらかじめドーナツ型のライトを付けてから、天井に設置する。デバイスとライトの接続法を規格で決める。もしデバイスを使わないときは、真ん中も明かりにして構わないし、ダミーで穴が開いていてもよい。シーリングプラグと同じく、はめて回せば固定するようにしておく。

これはデバイスにとっても好都合だ。デバイスはライトに比べれば故障率が高いだろうし、バージョンアップもしたくなるだろうからだ。例えば二年に一回は更新したいとしたら、明かりとの寿命のバランスが保てない。

デバイスは、単なるBluetoothスピーカーでも良いし、プロジェクタでも良い。人感センサ、監視カメラ、ガスセンサ、地震感知など、色々あるだろう。キャリアLPWAと組んで防犯防災の機構を組み込めば、配線不要で即時サービスが開始できる。

スマホのように、お古を子供部屋に廻すとか、メルカリで売るようなこともできるだろう。これがシーリングライトごとだったら大変だ。その間明かりがないようでは困る。これならダミーをはめておけばとりあえず明かりは使い続けられる。

規格を業界が受け入れてくれるかどうか、またデバイスとライトの間の通信も可能だろうからそのやり取りなど、課題はある。まずはPanasonic辺りがセットで出して、業界にデファクトで広めてやるようなことができないだろうか。

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