2018年11月23日金曜日

Googleアシスタントによるホームセキュリティ


ホームセキュリティで、鍵を無線で操作するものがある。スマホにソフトを入れておくものだが、単にBluetoothタグを持っていれば近づくことで開く、というものもある。

これはちょっと危険だなあ、と思う。Bluetoothの通信距離は、規格上は最大で100mだ。もちろん実際にそういう機器はないけれども、遠くから電波を盗聴して、それを再送するような機械は存在する。

実際には、チャレンジ&レスポンスなどのワンタイムキーの仕掛けがあれば十分に回避可能なのだが、どうもそこまでやっていると書いているものは見当たらない。

それがそんなに難しいものとも思わないのだが、それでもやりたがらないというのであれば、声で操作するのはどうだろうか。鍵とスマホに同時に同じ音声が入ることをトリガーとすれば、鍵の目の前に本人がいると推定して差し支えないはずだ。

鍵に音声認識を内蔵する必要はなく、スマホが認識したときにマイクの音声をスマホに転送するだけでよい。後はスマホが全部処理してくれる。本人認証も、Googleアシスタントの機能でできるだろう。

こうすることで、鍵が高度なCPUを持たなくても、安全性の高い鍵を作ることができる。もちろん、「開けゴマ」で開くわけだから、ユーザー体験も最高だ。個人的にも、これは欲しい。

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