2018年5月23日水曜日
顔認識AIの可能性
https://japan.cnet.com/article/35117472/
顔認識によって運転中の居眠りやよそ見を警告する、というデバイス。
同様に、人間の動きを監視して何か警告したり指示したりする、という応用は、色々と考えられる。
まずは監視カメラに怪しい人物を探させる、というものが最初に来るだろうが、ここはもう様々なものが開発されているだろう。うろつき、きょろきょろはスリや犯罪者の定番だし、荷物を忘れたりひったくられたりするのを発見するのも開発されているだろう。ここはもっとポジティブな応用を考えてみたい。
以前実際に存在したのが、アイスラッガーを飛ばすポーズをするとMRで実際に飛ばしてくれたり、同様にウルトラビームを出してくれたりするものだ。これと同様、ゲームのVRやMRなどと組み合わせることで、ゲームパッドの操作ではなくジェスチャーで操作をすることができるだろう。
ここで一つ面白い応用があって、それをジェスチャーではなく表情で認識させる、ということが可能な点だ。例えば変顔で操作するものとして、それが変であればあるほど威力が強くなる、としたら、笑えるゲームになるはずだ。ジェスチャーにしても、その完璧さや極端さがパラメータになるとしたら、新しい楽しみ方ができるのではないか。
玄関の鍵の開錠において、顔認識に加えて表情パスワードを組み込む、ということも考えられる。特定の変顔をしなければ開錠しないとするものだ。ドアに向かってするので他人には見られにくく、その顔を他所でしないようにすれば、写真でごまかすことも困難だろう。
眠い、よそ見の他に、飽きた、疲れた、体調不良、などの検出も可能だろう。これを業務用PCと組み合わせれば、適宜休憩をとることを提案したり、継続的に計測してレポートを作ったりすることもできるだろう。
通常のスマホのアプリや、音楽再生・動画再生などの際に表情を計測して、コンテンツの満足度を測定することもできるのではないか。現在の星評価より客観性が高まるかもしれない。
もっと過激な使い方としては、商談や恋人との会話の際、対話相手の感情を推測して適宜スマートウォッチなどに知らせてくれる、というアプリだ。これは実用的なメリットがあるので、売れるかもしれない。
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