2018年5月2日水曜日

完全無人店舗


Amazon Goに続き、モノタロウが無人店舗を始めたそうだ。他にも無人レストランなど幾つか無人店舗はあるけれど、何れも完全に無人ではない。その理由は掃除や商品補給というのだが、ならばそこまで無人にしてやろうじゃないの、という発想は出てこないのだろうか、と思う。

床と窓の掃除には、既にロボットが存在している。このため商品棚やカウンター等の掃除をするロボットと、商品の配送受け取りと補充をするロボットが必要になる。後は何かのアクシデントがあったときの対応が考えられる。それでも当初は、数日に一回などの頻度で人間がこなければならないかもしれないが、それも次第に減っていき、ついには完全に無人になることを期待する。

配送トラックから店舗の倉庫に搬入するところは人手で。倉庫の空きオリコンやパレットなどはドライバーが都度回収する。そこからはロボットの出番である。最も有望なのはキャスター+マルチハンドのロボットが数台で連携する形態だろう。いちいち専用のロボットを作るのは大変だろうからだ。

レジは既に自動化が達成できているようだから、このロボットが、床以外の掃除と商品棚整理・補充を担当する。それだけで済むなら何とかできそうな気がする。監視カメラはレジ用に多めに入っているはずだから、ロボットの仕事に不足があるなら追加で指令を出したり、遠隔操作することも可能だろう。

この方法では、荷物の取り扱いやコピーなどができないので、コンビニとしてはかえって使い勝手が悪くなるかもしれない。ただそれも一時期のことで、ロボットの進化でそれらが対応できる日も来るものと期待する。

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