2018年5月19日土曜日
内部発熱鍋
電子レンジで使うための樹脂製の圧力鍋というのが売っている。これを、電子レンジ以外で暖める方法を考えてみた。
使うのは、電磁調理器の原理だ。まず、鍋底を凸状にしておく。これはちょうど、下から一回り小さい円筒で突き上げて凹ませたような形状になる。この凹ませたところに、磁石盤をはめる。この磁石盤は回転するようにしておき、人力ないしはエンジン、モーター等で廻す。
磁石盤の磁気は、回転軸から外側になるように向けてある。つまり円盤の周囲に磁石が埋め込んである。これに対し、鍋底にやはり背の低い円柱状の鉄板を沈め、磁石の磁界の先になるように凸部にはめておけば、その鉄板が発熱するはずだ。
樹脂鍋にする意味は、軽くする、断熱する、磁気を通すこと。圧力鍋にするのは発熱効率を高めるためだ。回転の効率が悪くとも、断熱と圧力鍋の効率によって、通常のコンロより効率が上がることが期待できる。また、回転方法を複数用意することで、状況が異なっても使うことができる。
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