2018年1月14日日曜日

電車バス内での化粧は


マナー違反か、というのでたびたび議論があるのだが、ある調査では95%の人がそれを目撃したことがあるのだそうだ。では自分の考えはどうかというと、ずばり明確なマナー違反である。

化粧は本来化粧室でするものだ。自宅においてもせいぜい寝室。極めてプライベートな行為である。化粧をしていない顔を他人に見せるのは失礼、という意識があるのなら、化粧をする前、自宅から電車までの間と、電車の中で化粧の過程を見させられてしまう人は、いったい何なのだろう。風景なのか。人以下なのか。

自分の場合、こういう人を見ると「自分は人として見られていないのだなあ」と思う。欧米の場合はもっと徹底していて、はみ出たシャツをズボンにしまうのもトイレでする、食事の後の口紅の塗り直しも人前では見せない、公共の場ではガムもかまない、という人までいる。

匂いが気になるとか道具が目に突き刺さらないか心配とかいうのはもちろんあるだろうが、それ以前の問題として、この行為は「失礼」なのだ。個人的には議論になるレベルではなく、明確にアウトだ。

かつてのヨーロッパでは、人前で化粧を直す行為は、娼婦が客引きをする合図だったという。まあそれは都市伝説らしいが、つまりは普通なら人前でしないことをしているレベルの低い人、ということだ。叩き出されるほどではなくとも、軽蔑されている、冷たい目で見られている、ということは、覚えておいた方が良い。

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