2018年2月2日金曜日

AI自動水栓


洗い物をしているとき、料理をしているとき、水道の栓の開け閉めは頻繁に起こる。調理場の一部では足で操作する水栓があり、トイレには手を近づけると流れる自動水栓があるが、水栓の開け閉めの条件はそう簡単ではない。

家庭用において足で操作する水栓を置くのは一つのアイデアで、前も紹介したようなLPWAスイッチを使うことも可能である。それとは別に、音声に反応する水栓があってもよいと思う。

それも、ただ単純に「水出して」「水止めて」だけでなく、水量の調整、タイマー、更には無駄と思える状況を警告して反応がなければ止める、やかんに水を入れているときは自動で浄水に切り替えて、いっぱいになったら止める、洗い桶で洗い物をしているときに、桶から出したら自動で水を出す、といった、「阿吽の呼吸」をAIで習得する。

自動水栓の機構自体は既にあるから、これにコンピュータとカメラ(シンクに向けておく)とマイクスピーカがつながっていればよく、水栓から水車で発電することで配線も不要になる。つまり、今の蛇口に取り付ける浄水器のように後付けできる。

少々ゴツくなってしまうだろうが、また値段は数万円となってしまうが、それに見合う便利さは十分にあるだろう。

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