2018年2月19日月曜日
抽象化ヒューマノイド
不気味の谷というのは人間に似せようとするから起こるのであって、Pepperやaiboには存在しない概念だ。日本にはアニメキャラという秀逸な文化があるのだから、顔にしても動きにしても、そういった一つのカテゴリとして「抽象化ヒューマノイド」(言葉が適切かどうかは分からないが)という概念の中でロボットを進化させていってはどうか、と思う。
それは、人間と同じような四肢を持ち、人間に合わせた機械を操作できる、例えば車が運転できる、家電が操作できるなどの外形を持ち、また表情やしぐさを人間が直感的に認識できるほどの表現力を持ちつつも、明らかに人間とは違う、というものになる。
身長は若干低く、頭が大きく足が短い。性別はなく、例えば10歳未満の子供を想像する。目と口はディスプレイで表現する。指や四肢は人間より太い。皮膚はなく、隙間を指はさみから保護するカバーはしているが、服は着ない。
一方で、髪の毛を模した頭部、服を模した模様、人間から見て不自然な動き(関節が反対に曲がるなど)はしない、人間から見て不気味な言動はしない(「分かりません」を繰り返す、意味を成さない動き、仕事をしていないときに完全に静止する、電源オフのときに目を開けたまま立っている)、などは必要となる。
一度、こういった抽象化を確立して、人間がそれを受け入れてしまえば、無理して人間に近づける努力は必要なくなる。また、ある程度ソフトやハードの規格ができれば、再開発の努力は安く上がるだろう。特に手指の規格が定まってくれれば、それを活用して(人間も使えるが)ロボットの使いやすい道具や間取りの開発など、世の効率化を促すことになる。
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