2018年2月20日火曜日
民間潜水艦事業
離島の交通には船が使われる。これは嵐になると使えなくなる。一方で飛行機という手はあるが、滑走路が必要で採算が合わない、などの問題もある。これに対し、潜水艦ならどうか、と考えてみる。軍事用ではない輸送用としての潜水艦だ。
もちろん、波が穏やかなら海上を進めばよい。海上が嵐のときは少し潜って進む。乱流が避けられればよいので、軍用のような深さは必要ない。例えば20mも潜れれば十分ではないかと思う。スピードもそれほど必要ない。逆に安全性は向上の必要があるのだろう。
形状は軍用の葉巻型ないしは鯨体型と呼ばれるものと同じ、バラストタンクや推進力も同じになる。港も、水中から直接ドック内に浮上できるような、映画にでも出てきそうなものになるだろう。それでも滑走路よりは安くなる可能性が高い。
屋内ドックならメンテナンスも荷の受け降ろしも天候に関係なくできるので、離島の生活は安定化するはずだ。運用が安定化すれば需要も高まり、観光など島の収入増が期待できる。
問題は潜水艦自体の運用コストで、従来は軍用ばかりだったはずだから、低コスト化技術はあまり進んでいないはずだ。調査研究が必要になるだろう。
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