2018年2月27日火曜日
AI一次応答
https://techable.jp/archives/71009
これは面白い。AIによる会話機能を持ったドアベルだ。よく来る知人なら顔認識するとか、宅配ならそのように対応する、とある。もちろん遠隔で対応できるし、Alexaとも連動できるようだ。
これは多分、序の口だ。今後AIが発展することによって、大きな進化が見込まれる。例えばドアベルなら、怪しい人物に対してはベルを鳴らす前からカメラで警戒し威嚇したり、通報したりできる。家の者なら自動で鍵を開けることもできる。宅配業者に対しても鍵を開け、また開けてから荷物を置いて出て行くまでの監視もできるだろう。家に執事かメイドが常駐しているようなものだ。
電話にこの機能を付けることはたやすいだろう。となれば、まずAIが電話に出ることができる。迷惑電話なら最初からベルを鳴らさずに着信拒否することは勿論、宅配業者なら用件を利いてアラートに変換し、画面タッチで応答するようにすれば、仕事中でも受け付けられる。無料時間制限のある通話プランに入っているなら時間を知らせる、会話中にスケジュールを確認したり新たに入れたりするのを音声でできる(そばで秘書が聞いているイメージ)、なども考えられる。
従来は、この手の音声アシスタントは呼び出して使うものだった。だが、話の流れを把握していなければでいない指示もある。このため、常に聞いておいてもらって、最小限の指示で動いてもらうようにする。
携帯電話、固定電話、インターホンに加え、SMS、SNS、メールなどにも一次応答エージェントを立てておく。人は適当な対話はAIに任せ、本質的な議論のみに参加する。そういう世の中も近いのかもしれない。
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