2019年2月26日火曜日

アクシデント対応月額ゼロSIM


先日、翻訳機にSIMが入っているという新しい使い方を目にした。これは面白いと思った。

今でも、月数百円のSIMは存在している。しかしこれは使い続ける前提であり、数百円と言えども支払い続けることは変わらない。例えば避難用具に携帯電話を入れておきたいと思っても、いつ使うか分からないものに数百円たりとも払い続けるのは抵抗があるし、ひとつならともかく二つ三つとなれば負担も大きい。

上の翻訳機は、使った時間だけ課金されるようになっているらしい。プリペイド+月額ゼロ、というSIMさえあれば、様々な応用が巻き起こるのになあ、と思う。

上の翻訳機や、避難用具用携帯電話なんてものはその典型だが、他にも多く考えられる。子供の誘拐や車の盗難に備えたGPS発信機なんてのはそうだし、忘れ物タグも同様だ。飛行機の荷物や、宅配の荷物なんてのもそうだろう。アクシデントの時だけ作動させるものは、みんな需要がある。

このアクシデントは、毎月発生するものでも構わない。その人にとって滅多にないことであれば良い。また、基本的にデータ通信だけでよい。音声が必要ならIP電話にすればよい。音声品質なんてそんなに問われないはずだ。

LPWAがそうなんじゃないの、という考えもありそうだが、それならそれでも良いのだ。しかしLPWAだって今は月額ではないか。料金体系の変更だけでよいのだから、ぜひ考えて欲しいものだ。

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