2019年3月15日金曜日

多重生活空間保護


https://japan.cnet.com/article/35132139/
https://japan.cnet.com/article/35117340/

宅配荷物を家の中に置くAmazon Key、留守の間に家事代行を頼むMANOMA。このように鍵を他人に預ける制度が普通に出てくると、家の方も工夫が必要ではないか、と思えてきた。

最初のエリアはAmazon Key用、つまり宅配荷物を置くためだけの空間だ。家の外ではなく玄関内、というのが第一の関門だが、玄関の鍵は他人に委託可能。この場合はAmazonに委託する。当然完全には信用できないので、荷物を置くところしかできない。

第二のエリアは家事代行用で、リビングダイニングである。ここには更に鍵がないと入れないが、いわゆる日常生活空間になる。但し貴重品や機微なプライバシー情報にはアクセスできないものとする。

第三のエリアはプライベート空間だ。多くの場合は寝室が相当する。ここには金庫などがあり、家事代行業者であっても留守の時には入れさせないようにする。

第三のエリアは生体認証がベストだろう。第一、第二に関しては、電子錠だと便利だ。臨機応変に対処できるし、直ちに無効にすることもできる。

この対処は、通常のマンションであっても工夫次第で可能である。通常のマンションなら、玄関を入ると老化に繋がっていて、各部屋にはドアがある。この各々のドアに鍵を掛ければよいから、中古でも改造で対処できる。その鍵がインテリジェントキーであれば、後はソフトで幾らでも対応できる。

0 件のコメント:

コメントを投稿

注目の投稿:

ダイナミック租税とその指標

今の法律では、税率は一定の計算式で表されるが、そのパラメータは固定である。需要と供給のバランスによって商品の価格を変えるダイナミックプライシングというのがあるが、あれを租税にも適用してはどうかと考えてみた。 納税者の声をベースにして様々な租税や補助金を自動調節して、どこか一箇所...

人気の投稿: