2017年6月20日火曜日

自宅用ロボットカー


以前の投稿「家族の自動車」で、リビング車と接続する「タンク車」というのを考えたのだが、これだけが先行して発達する可能性がある。
荷物やピザの配達にロボットカーを使う、という実験が幾つか始まっているが、ロボットカーが逆に家のもので、買いに行く、取りに行くといったことを全て一台で兼ねるようなことも考えられる。また、自宅用とは言っても自宅の資産である必要はなく、カーシェアリングのような都度レンタルで構わないはずだ。これで使えるようになるのは、
  • 朝、新聞を販売店まで取りに行って帰ってくる。
  • 新聞を置いたらその足で郵便局と宅配業者を巡回して帰ってくる。
  • ゴミ出しを行う。
  • ピザや出前を取りに行く。
  • クリーニングを出し、また取りに行く。
  • ネットスーパーやコンビニで注文を出しておいて、準備ができたら取りに行く。
  • 薬局へ薬を取りに行く。必要ならTV電話で薬剤師とつながる。
  • 学校に子供を迎えに行く。
  • 夕方にもう一回、郵便局と宅配業者を巡回する。
  • 上下水が通っていない地域で、処理場に下水を捨て、上水を貰って帰ってくる。
他にも色々考えられるだろう。上下水は外に出た専用の配管とつながるものとして、その他は玄関を加工して荷物の出し入れ口を作るようにすると良い。これなら自分の都合で受け取り等ができるため、自分にとっても店にとっても(留守回収がない、支払いが電子で確実)効率的だ。
上の例で「ゴミ出し」があるが、ロボットカーなら近所のゴミ置き場ではなく、地域の処理場まで直接持ち込める。これなら曜日や時間帯を気にする必要もないし、臭いもカラスも心配しなくてよい。また、全体としての輸送効率は高くなり、人の移動も減るため、交通量の減少に貢献する。家への訪問者も少なくなるため犯罪被害も減るだろう。
以前提案したドローンも類似のものだが、ロボットカーの方が多くモノを運べるし、規制も少ないだろう。こちらの方が早く達成できるかもしれない。

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