食の服部先生が食育を推進していることは割と有名だと思う。他にも、社会に出るために必要な知識というのは主要5教科以外にも多数あると思うのだが、多くは無視され、あるいは家庭の役割だと思われている節がある。勿論全てを学校で教えよとは言わないけれども、それを体系立てて纏めるくらいのことはしてくれても良いのに、とも思う。
その一例として、身近なところで犯罪に遭わない、ないしは無自覚に犯罪を犯してしまわないためにも、世の中にはどんなことが犯罪とされるのか、また特に詐欺に遭わないための基礎知識というのは、どんどん教えるべきだと思う。これらは網羅性が肝心であり、親とても自分の子供に網羅的に教え切れているかどうかは自信がないのではないか。そういう意味でも体系は必要だ。
事故や自然災害、自殺防止、差別(いじめ)についても同様の知識体系が必要だろう。ある意味、国語算数理科社会よりも重要な知識ではないだろうか。これを纏めて一言でいう適当な言葉がないものだろうか。そこで、こんなものを考えてみた。Crime and Incident Prevention、略してCIP、ないしはCI防止学。体系としては、こんなものだ。
- 自然災害から身を守ること
- 事故(加害者・被害者にならないために)
- 犯罪・準犯罪(加害者・被害者にならないために)
- 戦争/テロから身を守ること
- 継続的な知識の更新について
中身は、各々の定義、種類、原因、対策法、国や地域による特徴、などで概ね統一できるだろう。これを15分、30回程度の映像コンテンツとして作り、無償配布する。これなら最悪自宅でも学習できる。カネさえあれば直ぐに作れそうな気もするが、自治体や学校で検討してみては如何だろうか。
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