2018年8月5日日曜日

ブロックチェーンFAX


メールやSNSは便利だが、ちょっと込み入った情報を伝えようとするときには紙が便利だ。例えばスマホやらくらくホンしか持っていない人にPDFを添付したとしても、ちゃんと印刷してくれるかどうかは怪しいものだ。ITに疎い人でも印刷してくれるような機械があれば、と思うのだが、考えてみればそれはFAXとさして変わらない。

機能としてはこんなものになるだろう。まず、サイズは今のプリンタと同程度。印刷の機構はインクジェットと同じだ。ケーブルは電源のみ、ネットとはWiFiないしはSIM接続。スキャナ兼用、ルータ兼用、プリンタ兼用のようなバリエーションがあってよい。

FAXと違うのは解像度とカラーだ。インクジェット並みの解像度となれば、もう写真品質でもOKだ、ということになる。また当然フルカラーである。

問題は、どうしたら印刷ができるようになるか、である。他人のプリンタに印刷するのと同じなので、印刷費用は相手持ちになる。スパムや迷惑行為の防止は必要だが、一方で相手に複雑な操作を強いるのも避けたい。

これに関しては、印刷費用は送信者持ちにする、というのが有効だろう。1枚いくらで送る側がチャージするわけだ。その費用は相手に直接支払われるようにする。例えば、その機械に仮想通貨ウォレットを仕込んでおく。

相手の番号を指定して、スキャナに原稿を差し込み、ボタンを押せば、FAXと同じようにネットを通じて相手にデータを送られる。その際、事前にウォレットにチャージをしておかなければ途中で送信が止まってしまう。続けるにはスマホなどからその機械に送金しなければならない。

もちろん、スマホやサーバと接続することで、データを直接送信したり、受け取ったデータを印刷せずにサーバに溜め込む、あるいはスマホに転送するなども可能としておく。ここら辺は幾らでもバリエーションが作られるだろう。

中央サーバがあると何かとセキュリティ上の懸念が出るので、ブロックチェーンとスマートコントラクトのような仕掛けにすればすっきりする。データの受信に失敗すれば支払いされない、データが消えてもネット接続の復活で再構築できるなど、分散システムの利点もいろいろと享受できそうだ。

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