https://japanese.engadget.com/2019/03/26/1/
ベニヤ製の数百ドルで作れる使い捨てドローンを軍事物資輸送用に使おうというアイデアの記事だ。
考えてみれば、ドローンで高額なところってあまり思いつかない。モーター、バッテリー、制御は既存のラジコンと同じ、制御はコンピュータとGPSだろうが今や2万円のスマホで十分、後はボディだ。バッテリーも使い捨てなら更に安いものが使えるだろうし、エンジンにするなら高々数時間保てればよいのでプラスチックでもできるのではないか。
そのように、使い捨て前提でもドローンって作れるのだなあ、と思った。極端に安く作れば、また新しい使い道が生まれるのではないか。
これで考えたのは、荷物の運搬をこれに任せるという発想だ。例えばこんな感じ。
- ビニールシートが張られたプール(下はクッション材)を、あちこちに用意する。
- このドローンは、一台につき一つの荷物を搭載し、カタパルトで発射される。
- これはヘリコプタータイプではなく飛行機型のドローンなので、着地には滑走路が必要である。これを前述のプールとする。
- プールに着地したドローンは、ロボットが回収する。
- ドローンは使い捨てであり、壊れたらどんどん交換する。
ヘリコプター型で耐久性のある通常のドローンを使う場合に比べ、構造が単純、燃料(エネルギー)が少なくて済む、保守不要など、ドローンのメンテナンスコストが大きく下がる他、飛行機型の方がスピードが速いため時間短縮になる。
拠点をどの程度、どこに確保できるかによるが、一部でもこれに置き換えれば、例えば湖や川を隔てた輸送などだけでも、効率化が期待できるのではないか。
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