2019年5月18日土曜日

軽犯罪通報サービス


https://techable.jp/archives/97478

ドイツのソフトで、駐車違反を撮影するとtwitterに投稿してくれるものなのだそうだ。直接通報するわけではないが、それなりに意義があるソフトだと思う。ただ、twitterに投稿するだけなら専用のソフトでなくてもできる。

そこで考えたのだが、この手の軽犯罪、例えば選挙ポスターを剥がしているとか、禁止の公園で硬球を使って遊んでいるとか、犬の糞を始末しない、タバコのポイ捨てやごみの不法投棄、とかいった行為を撮影し、一定のハッシュタグを付けて投稿してもらうというのはどうだろう。

ただ投稿するのでは詰まらないから、そのtwitterからハッシュタグで引っ掛け、そういった画像を集めて画像認識するサービスを立ち上げる。すると、こんなことが可能になるはずだ。
  1. 軽犯罪のあった場所を時系列で地図にプロットできる。
  2. 駐車違反ならナンバープレートが映るはずだ。同じ車が似たような場所に違法駐車する傾向があれば、それを証拠として警察に通報できる。
  3. 同様に、人物を追跡することも可能だ。繰り返し行っていれば通報の対象たりうる。
更に、これは有志によるスマホ撮影ではなく、監視カメラでも可能だ。画像認識して軽犯罪と認定したら、ハッシュタグを付けてtwitterに投稿するのだ。もし重大犯罪や事故だったら警察に直接通報するのもよいだろう。

こういったことは民間の方がフットワークが良いはずだ。画像認識は既にWebベースのサービスがあるから、構築自体は簡単だ。運用の費用を広告でペイできるかどうかが不明だが、不足なら統計情報を売る商売も考えられるだろう。これは検討の価値があるように思う。

0 件のコメント:

コメントを投稿

注目の投稿:

ダイナミック租税とその指標

今の法律では、税率は一定の計算式で表されるが、そのパラメータは固定である。需要と供給のバランスによって商品の価格を変えるダイナミックプライシングというのがあるが、あれを租税にも適用してはどうかと考えてみた。 納税者の声をベースにして様々な租税や補助金を自動調節して、どこか一箇所...

人気の投稿: