2017年2月2日木曜日

あたけぼね使い捨てテント


あたけぼねという折り畳み構造がある。ドームや平面を作ることができるのが見て分かる。これらは骨組みしかないが、これに薄膜を貼ることは当然可能である。そして、展開後の薄膜の間は空隙になるが、ここにウレタンフォームスプレーを吹いてやると、断熱ができ、構造が強化され、また床に適用すればクッションになる。
つまりこうだ。円形の平面になるあたけぼねとドームになるあたけぼね、それにウレタンフォームスプレーを用意する。あたけぼねは薄膜付きである。これを各々展開して隙間にウレタンフォームを吹き込み結合すると、なんと断熱と遮音と抜群の床構造を持つテントができることになる。
そして用が済んだら裁断して燃やしてしまう。つまり使い捨てる。使う材料を全て可燃性にしておけば問題ない。あるいはウレタンフォームでなく発泡スチロールにして、リモネンで溶かすことも考えられるだろう。最初からスチロールの骨を使っておけば、跡形もなく無くすことができる。
問題は経済性だが、これが趣味のキャンプ用であればもちろん失格だ。一方、避難用とか、年1回行くか行かないか、キャンピングカーは持っているが予備で、などという場合は有用な場合もあるだろう。もしリモネンから再びスプレーが作れるようになれば、趣味のキャンプ用にも道ができるだろう。もちろんこの場合は骨をスチロールで作ってはならない。

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