2018年4月3日火曜日

植物工場の新たな可能性


植物工場では、周辺環境を自由に操作できる。既に、大量の二酸化炭素に暴露する、24時間光を当てる、といった、自然にはない環境を作ることで成長を促進することは実用化されている。

これをもっと極端に進めることで、人工環境下でしか生きられない代わりに生産性や栄養価や味がよい植物を品種改良で作る、ということは、充分に考えられることだ。例えば害虫や病気に極端に弱いが美味しい米の品種を復活させる、可食部分が多く余計な茎や葉が少ない品種などだ。

半球ドームの中心かららせん状に並べ、中心で植えて外周部で収穫するような植物工場を見たことがあるが、例えば緩い坂状のレールからなる棚に、上から種を植えたコンテナを乗せると下で収穫できる、といったように、本物の工場のような植物工場を作ることも可能ではないか。

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