ハイレゾの面白さが、いまいち理解できない。
特に外出時だ。もともとスマホで聞くような状況において、外部の雑音は回避不可能だから、一定以上の音質は必要ない、という考えだった。それに、元々CDのサンプリング周波数は可聴域を充分に確保しているのだから、それ以上は無駄だ。
ところが最近では、従来では20kHz付近と言われていた可聴域上限が怪しくなってきていて、耳では聞こえないが体感可能だとか、無意識レベルでは聞こえているとか、色々と説が出てきているそうだ。まあ自分はオーディオマニアではないので、結論が出れば「ああそうなのか」と思うだろうが、出てくるまでは保留としよう。
しかし前者については変わりない。そもそも「ながら」で聞いているのだし、スマホに保存している音楽のサンプリングがCD以下だ。ハイレゾ音源から採れば不足は感じるのかもしれないが、そもそもそんなデータを今から大量に買う、あるいは買い直す気はない。
それでも何かの偶然でハイレゾを聞いたら感動して思い直すだろうか。例えば昔のVHSの画質を、今のスーパーハイビジョンと比べてしまえば、明らかに違いが分かる。だがハイレゾとCDの差はそこまでではないだろうとも思う。やはり個人的には「世の中がそれで標準になれば従うが、それまでは十人並みで結構」だ。
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