2017年8月11日金曜日

マクスウェルの悪魔オーディオ装置


似たようなニュースが立て続けに飛び込んできて、興味深く見ている。マクスウェルの悪魔自体の話は永久機関にも繋がる話で、一見すると胡散臭いのだが、もちろん両者とも真っ当な研究で、永久機関と繋がるものでもない。つまり、選別には相応の電力が必要である。
で、ここで考えるのが、ピュアオーディオにおける電力の選択の話が度々取り上げられるが、これが本当になる可能性が出てきたと言えるのではないか、ということだ。もちろん電力だけではない。音楽データそのものにこれを適用できるのではないだろうか。
電力は無論ピュアな直流だ。だがそれだけではない。上のニュースで見て取れるのが、電子一つ一つの動き方を観察して、ゲートを通すか通さないかを決める、という機構だ。まだ方向しか検知できずとも、何れはその量(速さ)まで検知できるようになるのではないだろうか。となれば、音楽の波形に対応して、その波形に相当するベクトルの電子のみを通すような回路を付けてやれば、その波形以外の(結果として相殺されるはずの)電子は淘汰され、正に「ピュア」な音のみが出てくる、というわけだ。
もちろん、それができたからといって音の質が画期的に変わるわけではない。が、そこは趣味の世界。タダの電源ケーブルとスピーカーケーブルに何万円も掛ける輩が、今度は「マクスウェルの悪魔」オーディオ装置に何十万円掛けたとしても驚かない。そしてそれは、利益率の高い、良い商売になるだろう。

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