2017年8月19日土曜日

家に居るときに届く宅配システム


巷ではヤマト運輸の労働環境の話題でもちきりだが、留守持ち帰りの問題を解決すれば20%程度の効率化は可能である。これには、自分が家にいることを宅配業者に通知できればよい。

配達予定通知サービスはヤマトや佐川が実施している。その追跡番号にのみ連動する位置情報通知サービス、それもチェックインだけを知らせるソフトがあればよい。つまり、
  1. 配達予定通知サービスのリンクをクリックすると、専用のソフトが開き(あらかじめインストールし会員登録しておく)、チェックインサービスを利用するかどうかを問われる。
  2. 「はい」を選択した場合、宅配業者が該当荷物を持って近くまできたときに、その荷物の配送先のソフトに自動で問合せ、「チェックイン」即ち自宅近くにいるかどうかを確認できる。もしチェックインしていなければ始めから配送しない。(玄関まで行かずに次回に廻す)
  3. 例えば2回目にきたときにまだチェックインしていなければ、初めて不在票を発行する。
  4. チェックインには代理人も指定できる。ソフト側であらかじめ連動設定をしておく。本人含め代理人のだれかがチェックインしていれば配送する。
  5. もちろん荷物の配送が完了すればチェックイン機能は無効になる。
ソフトウェア的に難しいことは何もない。セキュリティの観点でも、希望者のみに提供するサービスだし、一時的なものだからさして問題なかろう。誰も考え付いていないのか、思わない大穴があるのか。

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