2017年12月1日金曜日

レシートによる嗜好解析サービス


スマホに専用のソフトをインストールして、最初に会員登録する。次に、デパートでもコンビニでも、とにかく何かレシートをもらうことをしたら、そのレシートを直ちに写真に撮る。これをしばらく繰り返しておくと、ソフトに自分の嗜好が推定される。

これは家計管理ソフトの一機能としておいても良い。だが家計管理とは別に目的があって、一つは健康管理、もう一つは買い物管理だ。前者は簡単で、レシートから買った食品の情報を得て、個人や家族の平均的なカロリーバランス、栄養素バランスを算出する。ここで主に書くのは後者だ。

レシートから何を買ったのかを推定できれば、どの商品をどういう間隔で買ってきたのかが分かる。となれば、どの程度消費してきたのか、次には何時頃買うことになるのかが推定できるはずだ。そうなれば、それを見越して買い物計画を立て、ネットスーパーや通販のカートに自動で入れ、後はボタンを押すだけの状態にして提案することは可能だ。

更に、スーパーの安売り情報と突き合わせたり、嗜好から推測するお勧め商品などの提案もできるはずだ。それを並べて、やはりボタン一つで追加できるようにしておけば、売るほうも買うほうも嬉しいだろう。

これによってオンライン購入の比率が上がれば、更にその精度は上がり、外出の必要も減っていく。必要なものが常にある状態になり、余暇も生まれることになる。問題となるのはその精度と「おせっかい度」だろう。あまりにピッタリだとかえって気持ち悪いとも思われかねないし、外しすぎていればそもそも見切られて使われない。

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