2017年3月19日日曜日

レーザーポインタライン体育館


学校の体育館には、白や緑の様々なラインが引かれている。これはバスケットボール、これはバレーボール、などとややこしいことこの上ない。テニスにしても、シングルスとダブルスの線が両方引かれているのが普通だ。
その都度手で書く、テープで貼る、などの手間は大変だ、というのは分かる。また体育館で、床にLEDを埋め込んで、都度光らせるようなものも登場している。だがこれはかなりカネが掛かる。床の全張り替えと膨大な配線が必要、また競技が一つ増えるごとに作り直しになる。
これを解決するために提案するのが、レーザーポインタによるライン引きだ。競技用なので多少幅を持たせ、また人が動くことで陰になるのを避けるために複数の場所に設置する。床は蛍光剤を塗っておく。レーザーとは言っても人の目には見えないよう、紫外線にする。強度にもよるが、人の目に直接入ると有害なので、画像認識などで顔が近づいたら都度オフにする。蛍光剤があるので、長時間留まられない限りラインが消えることはない。
これなら、競技がいくら増えてもプログラム操作だけで自由にラインを引ける。それこそ相撲からトラック、各種球技、時間による切替、混んでいるときはコートの間隔を詰める、観客席枠の設定、整列のライン引き、更には絵や字を書いたり誘導したり、判定と連動して点滅させたり、とにかく床に何かを描く行為なら何でもできる。
屋外でも応用可能だが、芝生やクレイコートが必須になるなど、蛍光剤は期待できないので可視光線で、また強度も強力なものが必要になる。費用は上がり、危険度は高くなるだろう。

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