2018年9月16日日曜日

危険感知SaaS


人間が生きていく上での危険をいち早く察知し警告してくれるようなマザーコンピュータがあったらなあ、と思うことがある。それは目の前の、例えば隕石が落ちてくるとか車が突っ込んでくるとか言うものもそうだし、もっと穏やかに成人病の危険や虫歯になっている可能性、更には老後の蓄えの心配、子供の養育の注意など、生きていく上でのあらゆるレベルでの「危険」だ。

その全ては、人がいちいち設定しなくても自動であらゆる情報をかき集め推定してくれなければならない。例えば転職したら年金の切り替えが必要だとか、怪我をしたら適用可能な保険を提示するとか、オンラインの情報やスマホのセンサの情報など何でも必要なものは取ってきてくれる。

タイムレンジの短いものは音声や電話を鳴らすなどして、レンジの長いものはダッシュボードにしたり定期的にメール等で通知してもらう、その変化自体も記録して参照できるようにする、

これは基本的にサーバーサイドのサービスであって、PDS/情報銀行と連結するものだ。自分に関する全ての情報を閲覧する権限を与え(スマホのセンサ情報等まで含め)、スマホには専用の常駐ソフトを保持し、サーバが何か新しい情報を得る度に複数の視点からリスク計算をする。得た情報を再度活用するのは禁止、ないしは統計処理のみ許すようにする。

少々おせっかいなものまで含め、危険度のランクは多数あって、例えば振り込みの期限が迫っているとか目の前の恋人に何を話すべきかまで、ユーザは何を通知するか選べる。勿論可能な危険度は全部計算し、要求に従って表示できるようにする。

これなら情報銀行を使いたいと思う人は多く出てくるはずだ、と思うのだが、いかがだろうか。

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