2018年10月26日金曜日
Alexaデバイス
amazonがEcho対応の電子レンジや時計を発表して、話題になっている。
電子レンジは興味を惹かれなかったが、時計は興味を持った。こういった単機能デバイスに単機能なりの機能を付け加えるというのは、今後の家電進化の方向性かもしれない。
時計の場合は、音声でタイマーをセットすると残り時間を表示してくれる、というものだった。このように、時間に関する指示なら時計が反応する、というのはとても自然だ。同様にカレンダーも考えられるだろう。スケジュールが近づくとカレンダーの表記が変わる、時計の表示が変わる、というのは直ぐに考え付く。
これと同様な発想で、身近な家電やインテリアをインテリジェントにしていく、というのはアリだろう。つまり、単純に制御するのではなく、その機能から想像できる付加価値(おせっかいと言っても良いかも知れない)を付けるわけだ。
「おせっかい」と言ったが、「気付き」ないしは「気付きの材料」と考えても良い。例えば冷蔵庫にスケジュールをただ表示するのではなく、イベントや帰宅時間、冷蔵庫の中身から考えた献立の提案や作り始めるべき時刻の提案、あるいは足りない食材のリストアップと発注の提案などがあれば、おせっかいかもしれないが参考にはなるはずだ。そしてそれはスマホに表示してももちろん良いのだが、冷蔵庫に表示した方が直感的だ。
何に何ができたらどう嬉しいか、これはアイデア勝負であり、日本人は得意だろう。さまざまなAlexaデバイスを発明して、世間を沸かせて欲しいものだ。
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