2018年10月19日金曜日

球体ドローン


今のところ、小型と言えどもドローンは回転する羽根があるため、簡単には近寄れない。これに対して、網目のようなカバーを全身にまとい、指一本入らないように覆ったものであれば、室内で飛ばすことは可能だろう。

充電台も、ドローンの下部の凹凸を合わせたものを作っておけば、位置決めも合わせて上手くやれる。必要に応じて飛んできて、用が済めば元に戻る、ということを繰り返せば、バッテリの少なさも問題にはならないだろう。

そういうドローンを一家に何台か買って置いておく。これは今のスマートスピーカーの次に位置するもので、スマートスピーカーが動かないのに対し、これは「呼べば飛んでくる」という体験ができる。もちろんスマートディスプレイ内蔵にすれば映像も確認できるから、使い勝手はこちらの方が上だ。

例えば、お客さんを奥まで誘導するとか、宅配業者に対応するといった、簡単な来客対応が可能だろう。食事の時間に家族を呼びに行くのにも使える。また、スマートスピーカーと違ってコミュニケーションロボットとしても使える。例えば単なる雑談や、伝言記録などができるだろう。

他に面白いのは、監視だ。監視カメラは定点観測しかできないが、これなら巡回監視ができる。例えば1時間に1回、室内と庭の周辺をぐるっと回って異常を検知することができるし、空が怪しければ空の様子を頻繁に見に行って、雨が降ったらすぐ知らせる、といったことができるだろう。

ロボットアームが付けば更に色々できるとは思うが、そこまでできずとも十分に興味あるソリューションが開発可能だ。検討に値すると思う。

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