2018年10月20日土曜日

多言語同時展開拡声器


先日の防災EXPOで出ていたのが、多言語拡声器。例えば「地震だ、身を隠せ」的なメッセージを複数用意しておき、多言語で繰り返し再生するというものだ。

日本語の次は英語、中国語、韓国語、・・・というふうに流すのだが、どうも後ろの方では随分と時間が掛かってしまい、まどろっこしい。そこで同時に発声してはどうかと思うのだが、そうすると今度は聞き取りにくい。

そこで考えたのだが、①ほんのちょっとだけ(例えば1秒)ずらして再生する、②声質を変えて再生する、③各音声の長さを揃える、というのを工夫してみてはどうかと思う。

声質とは、例えばロボット、男性、女性、子供、とすれば4種類、更に高い声と低い声で8種類、などとするものだ。そうすれば人間はその中から自分の国の言語の音声だけに集中でき、声が混じっていても聞き取りやすい。且つ、災害の緊急時に一刻も早く情報を伝達できる。

この拡声器は定型文を再生するだけだが、この方法なら同時通訳で同じことをできるのではないか。この場合は2秒くらいずらしても良いと思う。拡声器で日本語でしゃべると、2秒づつ遅れて英語、中国語、・・・といった合成音声が流れるものだ。

どうだろう。これは結構使い勝手がありそうではないか。

0 件のコメント:

コメントを投稿

注目の投稿:

超音波モーターの原理によるVR用トレッドミル

  VRにおけるリアリティ問題の一つに、その場で動くのではなく移動する場合、つまり歩いたり走ったりすることが挙げられる。実際にはその場にいるので、歩いたかのように足場を調節してやる必要がある。 これを実現する方法として、すり鉢状の滑りやすい足場を作っておく方法と、トレッドミルを使...

人気の投稿: