2018年10月28日日曜日

Evernoteは要らない


先日、Evernoteが大規模なレイオフをしたことが話題になった。この少し前、個人的にEvernoteから撤退した。なんだか妙にタイミングが合っていて、一人苦笑してしまった。

Evernoteを最後に使ったのは何時だろう、と思い出そうとするほど使っていなかったのがその理由の一つだ。一時期はあれほど使っていたのになぜだろう、と考えてみたら、Evernoteを前提としたソフトが幾つか使えなくなり、その都度がっかりしていたのを思い出した。

Evernoteは基本的にテキストを保存するシステムだが、以前は手書きのメモを保存できたり、定型フォーマットを使って日記のようなこともできた。持ち物リストなどは簡易DB的に使えたし、写真を添えた外出の記録にも使っていた。それが今や全滅だ。フリーフォーマットのテキストのみが残っている。

ちょっと気がついたことをフリーフォーマットで書く、それのみであれば、KeepでもOneNoteでもできる。専用のフォーマットなら簡易DBや日記のサービスがある。

Evernoteが良かったのは、各々個別のシステムに入ることなく、全部を一つに纏められるところだ。横断検索したり、とりあえず記録して後で整理する、などができた。それがEvernoteのアドオン的ソフトの魅力だったはずだ。

撤退はしたものの、各々の機能に関して言えば、未だかつてのEvernoteアドオンの方が魅力的、つまり今の移行先の使い勝手は悪い。本当はまだEvernoteを使いたいのだ。しかしそれは本体の魅力ではなく、アドオンの魅力だ。彼らを粗末に扱ったEvernote本体の罪は重い。

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