2018年10月2日火曜日

汎用リモコンの工夫


Amazon Echoのレシピは何万だかに増えたらしいが、操作方法は稚拙なままだ。Alexa、XXを使ってYYをして。いまいちスマートでない。それにXXを的確に覚えないと動かないのも困る。数が増えれば相当に混乱するだろう。

リモコンが溢れる時代のこと、それを音声で集約するというのは良い考えだ。だが、頭を使わなければならないというのでは困る。もっと簡単にできないものかと色々考えてみた。
  1. 最初からスマホを前提とした機器の開発。機器には最低限のスイッチのみ搭載しておき、複雑な操作はスマホで行う。もちろんマクロ(シーケンス)や連動も可能とする。機器にQRコードでも貼っておけば、それをスキャンすれば専用リモコン画面が出る、というので十分だ。
  2. 上の応用として、QRコードでなく機器そのものを画像認識させる。また、その上で音声リモコンにする。
  3. GoogleCastのような、TVに繋がる情報機器を設定しておく。テレビを除く全ての操作をここ経由で行う。つまり、「おいリモコン」というとテレビが点いて、操作可能な機器の一覧が映し出される。そこには機器の名前が記されているから迷わず操作できる。
  4. ウェイクアップキーワードに任意の機器の名前(ニックネーム)を設定できるようにする。Alexa、XXを使って、ではなく、XX、で起動する。勿論XXには一定の制限があってよい。ベンダが提供するものから選ばなければならない、筆頭語を共通とする、などだ。
リモコンの氾濫から、マルチリモコンという概念が出てきて久しい。しかし、もうそろそろ音声やスマホでの統一を優先するような風潮が出てきて欲しいものだ。そこには業界の合意が必要である。我を出さずに素直に従って欲しいものだ。

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