2019年1月17日木曜日

オンデマンドTVショッピング


QVCやショップチャンネルなどには、スマホのアプリもある。だがどうも使い勝手が悪いなあ、と思うのが、せっかく番組形式のコンテンツを持っているのに、アプリは単なる通販アプリだ、というところだ。スマホのアプリを立ち上げたとたんに15分番組が始まる、アプリから電話が掛けられる。これだけの方がよっぽどいいのではないか。この仕掛けを考えてみる。
  1. アプリを立ち上げると、デフォルトの15分番組が始まる。番組は複数用意されており、ユーザ解析によって好みの番組が優先される。番組が終わると、別の番組が始まる。
  2. アプリの端にあるボタンで、番組で紹介された商品が並んだ商品解説・購入ページに進む。これは、放送が終わった番組と、今放送中の番組の分が並ぶ。
  3. アプリには常時Telボタンが表示されていて、何時でもオペレーターと繋がる。当然フリーダイヤル(無料)である。また、基本的にスピーカーホンになる。
  4. オペレーターに繋がると、アプリとセンターは情報連携する。アプリにはあらかじめユーザ情報が入っており、今開いている画面がどこかも分かるようになっている。
  5. テレビの通販番組には、QRコードが表示されている。これをアプリで読み込むと、同じく商品解説・購入ページに進む。以後は同じである。
  6. 直ちに購入の意思を示した場合、オペレーターが確認して、それで終わりである。アプリには注文記録が送信され、後は届くのを待つだけだ。
  7. 商品への質問があった場合、音声だけでなく、オペレーターの操作によって、商品の詳細ページ等が開くようになっている。
どうだろう。こちらの方がよほど購買意欲をそそられないだろうか。通販はUIの違いが大きく勝敗を分けるのだから、こんなことももっと考えて欲しいものだ。もちろん他の通販(ベルメゾンなど)も同様である。

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